力強い潮の香りとスモーキーさがあるウイスキーらしいウイスキー [タリスカー 57° ノース]
タリスカー 57° ノース
詳細
価格(ボトル): ¥7,000
価格(ワンショット): JPY 1,200
色: 濃い金色
粘度: 普
アルコール: 57%
概要
このウイスキーは、北緯57°にある蒸留所で作られている[タリスカー]
タリスカーは様々な種類の銘柄を発売しており、それぞれ個性的で面白いが、そのタリスカーシリーズでも特に個性的な味をしているのがこの[タリスカー 57° ノース]
とても強い潮とスモーキーな香りとウイスキーらしい男らしいウイスキー
ピート香などのスモーキーな味わいが特徴的だが、それ以上にとても強い潮の香りがあり、たとえば[ラフロイグ]のような個性とは全く違う個性のある味わい。
アルコール度数が60°近くあるので、アルコールに任せたパンチを想像しがちだが、口に含んでみると甘さや胡椒のような辛味を感じることができる。しかし、ボディからフィニッシュにかけてはタリスカーらしい潮味が口いっぱいに広がる。
筆者がイメージするスコッチウイスキーの形の一つと感じている銘柄。
エピソード
このウイスキーを初めて飲んだ時、正直、あまり好みの味ではなかった印象があった。それから1年経ち、ある東京のバーのバックバーに置いてあったことから、「もう一度だけ飲んでみよう」と思い注文。飲んでみると、その当時のマイナスなイメージがなかったかのようにスルスルと飲んでいた。
その明確な理由は今でもわからないが、おそらく、さまざまなウイスキーを飲んできて味覚に変化があり、おいしく感じたのも理由の一つなのではないかと思う。
実際、そのような現象は他の銘柄でもよくあることで、安直に「おいしい」「あまり好きでない」と判断するのは危険だと再認識した銘柄でもある。
今では、置いてあるバーへ赴き、強めに締めたい際に注文することが多い。
筆者の好きな銘柄の1つです。