タリスカーの中でも特にバランスが整った18年もの銘柄 [タリスカー 18年]
タリスカー 18年
筆者撮影: 福岡のバーにて
タリスカーシリーズの中では、比較的、さまざまなバーで取扱がされている[タリスカー 10年]
今回は、その中でも18年熟成ものの少し珍しい[タリスカー 18年]について書いていきたいと思います。
詳細
価格(ボトル): ¥10,000
価格(ワンショット): ¥1,800
色: 金色
粘度: 高
アルコール: 45.8%
概要
2007年に「世界一のシングルモルト」と賞された究極の1本。タリスカー独特のスパイシーさやスモーキーさは熟成によりエレガントなバランスに、そして余韻は何時までも続くかのごとく長く、非常に温かみのある味わいにファンが多い。完璧なバランスの18年は、オン・ザ・ロックで ゆっくりと。ソーセージの肉汁とタリスカーは、互いの風味を引き立て合う。濃厚でスパイシーなカレーの風味を、キリッとしたタリスカーがしめてくれる。
[タリスカー公式サイト]より引用
本銘柄は年間で数量限定生産で販売されているが、他の18年ものの中では比較的安価で購入できる。
2018年、過去にリリースされていた[タリスカー 8年]が再リリースされたり、さまざまなシリーズものが販売されている。
タリスカーの中でも特にバランスが整った18年
定番の[タリスカー 10年]と比較して、全体的にまろやかに仕上がっている。
口当たりも、アルコールのトゲを感じづらく、とてもリッチ。
かといって、甘みを全面に押し出したようなものではなく、潮味などのタリスカーらしい個性は全く失われていない。
特に、フィニッシュの香りでは、海のような香りとフルーツの甘さが長く続き、とても芳醇な味わいに仕上がっている。
[タリスカー 25年]ほどのリッチさはないが、黒胡椒やピート香、潮味は健在で、甘みとのバランスがとてもとれている印象。
逆にいえば、[タリスカー57°ノース]や、他の[タリスカーシリーズ]である、タリスカーらしい荒々しさを求めている場合、本銘柄や[タリスカー 25年]を選択するもの可能性は低くなると思われる。
エピソード
今日のとあるバーで初めて飲んだ。
そこには、18年ものの銘柄を数多く取り扱っていたため、あまりにも高額なもの以外は一通り試した。
その18年物の中でも、好きになった銘柄の1つでもあります。☺
もし、[タリスカーシリーズ]を飲んだ経験がなければ、贅沢かもしれないが、この[タリスカー 18年]から飲み始めても面白いかもしれない。
その後に、[タリスカー 10年]などの定番の銘柄を飲んで比較すると、そのリッチさやスムースさが顕著に分かるので、面白いと思います。☺