BarsHuman

I would like to introduce the whisky, etc…

世界的人気で価格高騰をしたが、それでも安定・複雑さを兼ね備えた日本のおいしいウイスキーの1つ [山崎 12年]

山崎 12年

詳細

価格(ボトル): ¥9,180(定価) | ¥17,800(2019年3月現在)
価格(ワンショット): ¥1,600
色: 琥珀に近い金色
粘度: 普通
アルコール: 43%

概要

繊細で複雑、深みのある味わい。
繊細で上品なテイストの日本を代表するシングルモルト。飲み飽きず、幾重にも押し寄せる複雑な香味が、世界を魅了しつづけています。

[サントリー公式サイト]より引用

大阪府に位置する山崎蒸留所は、日本で初めてできたモルトウイスキーの蒸留所。
現在では、世界的な人気や日本のドラマの影響もあり、品薄による販売規制がかかったジャパニーズウイスキーの1つ。
12年熟成という一般的に長い年月を必要とされる。そこに、急激な需要が重なったため、自然と品薄になり価格上昇を余儀なくされたようです。
今回は、筆者のウイスキーの話でも思い入れがあるこの銘柄を紹介したいと思います。☺

世界的人気で価格高騰をしたが、それでも安定しておいしい日本のウイスキーの1つ

口当たりはとてもスムース。
チョコ、はちみつ、ドライフルーツの香りがあり、甘みがある。
しかし、ガツンとくるウイスキーらしさを兼ね備えており、そこにアルコールのトゲなども一切ない。
フィニッシュに、チョコレートのような甘みが口と中に広がり、鼻に抜ける香りが非常に心地よい。
あまりにもきれいにまとまっていると、それはそれで無個性に感じることもあり、面白みを感じてづらいこともあるのですが、この銘柄に関しては、バランスがとれつつも非常に繊細で、かといって強烈な個性があるために人を選ぶことになることはなく、どんな方が飲んでも、どれだけ飲んでも飽きがこない楽しいウイスキーです。

繊細、上品、リッチなど、一般に使用されるジャパニーズウイスキーの評価。
それだけでなく、飽きが全く来ない、非常に複雑な味わいがある銘柄。

エピソード

当時、初めて1人で赴いたバー。ほとんどウイスキーを知らない状態。
唯一知っていた銘柄は「山崎」のみ😢

マスターにその旨を伝えると、十数本のボトルを目の前に並べ、1つ1つ試飲をさせていただけた。それと一緒に、口拭きにボールペンでスコットランドの地図を描き、1つ1つの蒸留所を丁寧に教えていただいた。

今日のウイスキーライフのきっかけをいただいた場所でもあり、その際に飲んだ[山崎 12年]は、私にとってかけがえのないものです。

まだまだ勉強中の身ですが、おそらく、ウイスキーは単純な味だけではなく、そういった人との関わりが深く関係する、もっともっと複雑で面白いものだと思います。☺